まずは三国志を自分なりに現代的に解釈して、おさらいをしてみたいと思います。
なお、わかりやすさ重視なので、少々の間違いは演出としてご了承ください。

桃園の誓い
むかしむかし、中国の東北の方、幽州というところに劉備という若者がおった。

叔父さんに学費まで出したもらったのに、就職先もない。
このままではダメ人間ズラ!
ちょうどそのころ、黄巾党という集団が国中で騒ぎを起こしていた。

こうなれば、黄巾党を退治して、都会で一旗あげてやるズラ!
かくして仲間を募ったところ、二人の若者がやってきた。

町にいられんようになっての。都会に行くなら連れて行ってくれ
一人はどうみても堅気にみえない半ぐれ風の関羽。

難しいことは分かんねえけど。都会に行ってBIGになりてー
もう一人は少し足りない感じの肉屋の息子、張飛。

二人ともよく来てくれたズラ。
オラたち三人、生まれるときは違っても、死ぬときは一緒の気持ちでがんばろう!

なら、義兄弟の盃をかわさなければならんの

義兄弟とかマジかっけー。マジうける
そんなこんなで桃の花の咲くころ、三人は義兄弟となった。
徐州牧就任
劉備三兄弟は、黄巾党と戦い、安熹という小さな町の警察署長に任命された。

でも、こんな田舎じゃ全然BIGじゃねー

パワハラもきついズラ。先輩の公孫瓚の所に行った方がいいかも…

善は急げと言うからの。兄者、早速出発しましょう

ちょ待って。せっかくだから、あの嫌味やろうをぶっとばしてくる
一方、宿敵となる曹操は兗州を制圧。着々と地盤を固め始めていた。

フハハハハ。吾輩の世界征服の足がかりができたぞ。
そろそろ、父上もお呼びせねばなるまい

ごめーん。うちの国でお父上殺されちゃった~♬

軽すぎるだろ! かくなる上は、おまえら全員皆殺しだ!!
怒り狂った曹操は、陶謙の治める徐州で大虐殺を敢行した。
と、そこに公孫瓚の用事で、近くまで来ていた劉備三兄弟がやってきた。

関羽雲長見参!! よくわからんが、弱い者いじめはよくない

上におなじ~

お、オラも同じズラ

なんだお前ら! 貴様らみたいなものと関わってられん。帰るぞ!
いろいろ事情があって、曹操は本拠の兗州に退却した。

徐州の長官とかコリゴリです。
劉備さん、代わりに徐州の長官になりませんか?

ここは男をみせるときですぞ

よし、死んだ気になって徐州を治めてみるズラ!

徐州の長官とかマジBIG! マジかっけー!
かくして、徐州の長官にまで成り上がった劉備。しかし、そこに天下無敵のあの男がやってくる…。

2へ続く。

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