劉備たちの逃げ込んだ先の揚州(中国南東部)には、第三の男、孫権が待っていた。
分かりやすさ重視のため、少々の間違えは演出とご理解ください。

赤壁の戦い

フハハハハ。孫権よ、吾輩は荊州までやってきたぞ。
降伏するなら今のうちだ!

漢王朝は曹操の私物も同然!
皆の者、俺は漢の臣下であることをやめるぞ!

俺たちができないことを平然とやってのける!
そこにしびれる、あこがれる!!
そして、ついに曹操軍と孫権軍は、長江で激突した。

ええい、貴様らなど蝋人形にしてくれる

無駄無駄無駄無駄ぁ!!
孫権の武将周瑜の火攻め等により、曹操は荊州江陵まで後退。そこで二つの軍は膠着状態となった。
一方、劉備たちは…。

荊州の南側が空いてるけんの。今のうちに唾つけとくか

ラッキー。まだまだついてるね、乗ってるね♬

しー、静かに。静かに。
曹操さんと孫権に気づかれると面倒ズラ

あとでもっと面倒なことになる気がするけど…
劉備の漢中王就任
荊州(中国南中央部)の南側を占拠した劉備たちは、さらに益州(中国南西部)に侵入し、ここも占拠した。

この時のオイラは大活躍!!
むかうところ、敵なしだったぜ!

さすが張飛殿。弱い者にはめっぽう強い
危機感を持った曹操は、益州の北、漢中に進軍してきた。

しかし、ここで負けるわけにはいかないズラ!

ええい、漢中など鶏肋(けいろく:要らないものの例え)だ!
撤収! 都に戻るぞ!

完全に悪役の捨て台詞…
益州のすべてを統治下においた劉備は、漢中で宣言する。

よっしょあ!!
オラは今日から漢中王になる!!

ついでにオイラも右将軍!!
ちなみに漢中王は、漢王朝の祖劉邦が皇帝になる前に就いた由緒ある名前である。

この勢いのまま、ワシは荊州から北に攻めのぼるけん!

オラも益州から攻め上るズラ!

なんか、マジ天下取れそうな気がした~♬
ついに曹操との最終決戦!?

そんな雰囲気のまま、5につづく。
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